家を売るなら相場を知る!損しないための必須知識と最適解

[PR]

3755view

2019.05.13

この付近の相場は『〇〇〇〇~〇〇〇〇万円です!』

『この付近で物件を探しているお客様がいるのでご紹介させてください!』

ポストに不動産業者の広告が入っていることがあります。

いざその業者へ家を売る仲介をお願いしても、その金額では売れないため大幅に値下げをすることになるでしょう。

損をしないで家を売るには、まずは相場を知る必要があります。

この記事では、いろいろな相場の調べ方をメリット・デメリットを含め紹介します。

現在売出中の物件から相場を調べる

インターネットを利用してSUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトで、あなたの家に条件が近い物件を検索して現在売出中の価格を調べる方法です。

もちろん住宅情報誌や新聞の折り込みチラシを見てみるのもアリだと思います。

メリット

・個人情報を出さずに済む
誰にも個人情報を提供しないため不要な営業を受けずに済みます。

・好きな時に相場を調べられる
24時間自分のタイミングで情報を得ることができます。

デメリット

・成約価格ではないので実勢価格とズレがある
あくまで販売中の価格であるため、実際に取引される価格とはズレがあります。

・近隣で売出中の物件がないと価格を調べられない

匿名査定サイトの利用

近年は匿名で家の査定を依頼できるサイトが現れました。

査定にはAI(人工知能)を取り入れており、蓄積された膨大な不動産データから最新の相場が反映されています。

筆者である金井も匿名査定サイト「HowMaハウマ」を利用してみました。(今のところ売却の予定はありませんが…)

とても手軽に利用できたので、家を売ることが具体的でない方にはオススメのサービスです。

メリット

・物件の概要を入力すれば瞬時に査定可能
インターネットから査定の申込を行うため、24時間自分の好きな時に依頼が可能で、AIによってすぐに査定結果が分かります。

・匿名なので不要な勧誘がない
メールアドレスと売りたい家の情報を入力するだけなので、忙しいときの電話や訪問などのしつこい営業がありません。

デメリット

・現地訪問をしないため査定額にかなり幅がある
実際に家を見る訳ではないため物件のマイナスとなる点は反映されておらず、査定額はかなり幅があります。

・居住エリアが対応していない場合がある
日本全国の世帯数約95%をカバーしていますが、もちろん対応していない場合もあります。

・投資用アパート、マンションは非対応
居住用の戸建てや一戸単位のマンションは査定可能ですが、投資用の物件(一棟売アパートや一棟売マンション)には対応していません。

不動産業者から相場を聞く

昔ながらの方法にはなりますが、直接不動産業者に査定をお願いする方法です。

メリット

・実勢価格に近い価格を知れる
レインズ(不動産業者専用のデータベース)に登録されている成約事例から相場を割り出すので、実勢価格(実際に取引される価格)に近い価格を知ることができます。

・訪問してもらうことで、より精度の高い査定が可能
住環境や外壁・設備のメンテナンス状況などは実際に物件を見てみないと分からないため、精度の高い査定をしてもらうことが可能です。

・営業担当との信頼関係が築ける
営業担当との信頼関係がなければ家を売ることはできないと言っても過言ではないため、対面して不安や疑問を解消することは必要です。

デメリット

・営業がしつこい
個人情報を教えることになるため、訪問や電話などの営業活動が続きます。

・担当によって知識や経験に差がでる
大手や中小の不動産業者に限らず、結局は営業担当の知識や経験に差がでるため、当たりはずれがあることは否めません。

・営業日や時間の制約がある
ある程度は要望に応えてくれますが、それでも定休日や営業時間は決まっているため、いつでも査定を依頼できるわけではありません。

・相場からの乖離に気付きにくい
査定を1社のみで済ましてしまうと比較検討ができないため、相場からの乖離に気付きにくくなってしまいます。

不動産一括査定サイト利用

自分の家の情報などを入力するだけで、複数の不動産業者から無料で査定を取り寄せることが可能な、『不動産一括査定サイト』をご存知でしょうか。

メリット

・好きな時に依頼が可能
インターネットから申込を行うため、24時間自分の好きな時に査定を依頼できます。

・時短になる
業者選びから査定依頼までを一括で済ますことができるため、大幅な時間短縮になります。

・複数の不動産業者の査定額を比較検討できる
大手から地元に強い中小企業まで、あなたが売りたい不動産物件の取り扱いを得意とする複数の業者に査定してもらえるので、1・2社では分かりにくい査定額の比較検討が可能です。

・運用歴が長く実績豊富
運用歴が10年を超える査定サイトもあり、実績も豊富なため安心感があります。

・悪徳業者は排除済み
長い運用歴の中でクレームやトラブルの多い業者は淘汰されているので安心です。

デメリット

・営業がしつこい
営業電話やメール、訪問が増えるのは間違いないでしょう。
ただ熱心に連絡があるということは、それだけあなたが売りたい物件に魅力がある証拠ではないでしょうか?

~販売活動を依頼しない業者への上手な断り方とポイント~

・知人の業者に任せることにした
「家を売るのをやめた」とウソをついても、不動産業者はレインズでその物件が売りに出されたかを調べられますので、「知人の業者へ任せることになった」と説明するのが良いでしょう。

・メールで大丈夫
相手にも自分にも履歴が残るため、メールで断りましょう。(査定をしてもらった謝意は伝えましょう)

・なるべく早く
相手に気を持たせないように、なるべく早く返答してあげましょう。

・居住エリアが対応していない場合がある
離島や山奥の「ポツンと一軒家」のような家の場合、一括査定が対応できない可能性があります。

まとめ

家を売る場合に必要な「相場の調べ方」をメリットとデメリットを含めて説明してきました。

筆者である金井は、1社の査定額で判断せずに『比較検討』することが大切と考えます。

そして高額な査定をしてくれたからといって仲介業者を決めるのではなく、あなたが納得できる説明をしてくれる担当を探しましょう。

大切な家を売るのですから、仲介をお願いする担当者との信頼関係を築けなければ、たとえ成約に至ったとしても「もっと高く売れたのでは?」「損をしたかも?」などと後悔するかもしれません。

不動産一括査定サイト』を利用し相場が分かったところで、比較検討をし信頼できる業者を選定するのが、家を売る最も効率的な手段であると言えます。

金井

生まれも育ちも仕事も大好きな横浜で人生の大半を過ごす。 地場の建設会社にて施工管理を学ぶ(某有名人宅の新築工事に工事主任として1年間従事)。 同社で不動産の営業、企画にも携わる。 その後、大手不動産会社へ転職し管理と仲介営業を経て2017年に不動産会社を起業。 保有資格:宅地建物取引士、二級建築施工管理技士

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る